【コミティア142】【文芸フリマ東京35】イベント参加と新刊

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11月の創作イベント2件に合わせての創作本の紹介記事となります。
また、イベント終了後に通販の取り扱いを行う予定です。

 

【イベント日程】
・2022.11.20(日)『文学フリマ東京35』 東京流通センター
・2022.11.27(日)『コミティア142』 東京ビッグサイト

ステイホーム以後、久しぶりの直参になります。
ずっと制作と通販による頒布はしていましたが、リアルイベントの方が用意するものが多いので「そういえばあれもあった!」が多かったです。
改めて、制作してイベント参加する……この一連の流れのやることの多いことに、参加者の皆々様それぞれが本当にすごいなという気持ちになれました。
参加される方にとって、実り多きよき一日となりますよう!

【通販】 pixiv Booth

【コミティア142 新刊・イラスト本】

【Repression Doll】

 微笑ましい物語がなくとも、忘れえぬ形見のような感触がそこに在る。
 これは光と影と陰の戯画。
 ――さぁ静かなる痛みを湛え、顔と肌の凍った人形たちよ。

球体関節人形キャラクターイラスト本
仕様:B5正方形/p30/800円
発行日:2022.11.27

【収録イラスト】


【文芸フリマ東京35 新刊・小説本】

【掌編・詩集 星屑の名前を数えて】

短い掌編と詩集の1冊。イラストフレーバーテキストも収録しています。

仕様:A6文庫サイズ/p108/700円
発行日:2022.11.27

【本文サンプル】


【植物連想短編集 everlasting green】

植物にまつわる3章の短編小説集
仕様:A6文庫サイズ/p134/800円
発行日:2022.11.20

 ◆収録内容◆

『Planet-Plants+Space-Seed』
宇宙や未来への種ひとひらの短編・詩編。

『forest spirits』
森と精霊たちの自然と共生する物語。

『浸食せし森と弓師と騎士への憧憬』
森が文明を食らってゆく地にて、互いをよく知ることないままはじまる、憧憬に似た友情と戦場の話。

 

秋のイベント参加予定

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中秋の名月、十五夜がキレイな秋になりました。
暑い夏から空気感が変わりまして、過ごしやすくなったように感じますね。

今年の秋はコロナ以降、久々に直参する形でイベントにサークル参加する予定でいます。ドキワクですね!


【イベント参加予定】

・11/20 文学フリマ東京35
・11/27 コミティア142

いずれも東京の創作系イベントになりますが、それぞれ別の新刊を持ち込む予定です。
特に文学フリマは参加自体はじめてになるので(イラストメインですから……)見て回るのも含めてとても楽しみです。


【最近のイラスト】

今年の十五夜はSFチック。


【コミッション受付】

連絡を取り合うイラスト制作依頼の他に、Skebでのコミッションを受け付けております。
リクエストいただき、本当にありがとうございます!
誰かのオリジナルキャラクターを描く機会をいただけるのも、とても楽しんでいるのでうれしいです。

当方では、二次創作はガイドラインでの許可(コミッションなどはOKとの明記)が確認できるもののみ受付しております。
是非お気軽にご利用いただけたらうれしく思います!

【エアコミティア140】新刊『Hourglass Fantasy+ -Steampunk×Herbarium-』

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2022.05.05(木)エアコミティア140に合わせまして、創作本を頒布いたします。
イベント直参ではないので、通販のみの対応になります。よきGWをお過ごしくださいね!

【通販】 pixiv Booth

【Hourglass Fantasy+ -Steampunk×Herbarium-】

蒸気機関×植物標本ワンドロイラスト本

仕様:A5/p24/600円(DL版あり)
発行日:2022.05.05

【通販 / Booth】

   ◆

「蒸気機関-スチームパンク」と「植物標本-ハーバリウム」をテーマにした、
ワンドロイラスト+ショートストーリー創作本です。
今回は冊子版とDL版があります。

標本として色褪せてもなお残る、
思い出と、退廃と、仮初の緑が息づく街の物語。

   ◆

――植物標本。
少しでも長く、美しく留めておくための方法。
瓶の中でもいつかは枯れていく、永久ではない。

――蒸気機関。
この国で主流となる、熱源を利用してエネルギーを生み出す方法。
ヒトは空を飛ぶ技術さえ得たが、永久機関を造り出すにはまだ遠かった。

「蒸気機関に換わる新たな動力が必要なのか?」
植物はエネルギーとなり得るだろうか?

癒しや緑が非日常の、蒸気機関によって歯車が動く街で。
時間はかかっても、きっと調和できる。そんな時が来るだろうか。


 

【ちょこっとおまけ話】

半分ワンドロイラスト、半分ショートストーリー構成の本です。今回はDL版があります。
タイトルに+がついているのは、ツードロにならない範囲での加筆ありルールにしていたから(スチパンが特に情報量多いから)……ですが、表紙以外あまり適用されていなかったりする。
あと地震で途中のデータ飛んで再チャレンジしたものがあります。それはそれで思い出だ!

どちらのテーマも大分広義でして、特にハーバリウムは市場のイメージに反してかなり低彩度な仕上がりです。
生産者さんにお話を伺う機会があり、自分でも制作したことがあるというのにこういう形になったのは、描き手のテーマの置き方や描きたかったもの、そして思想の分野になってくるところなので、そこは言及ほどほど。
物品と限らず、概念もよし。思い出の標本という見方でもいいとしている辺りが広義。
思うに、今の感性でしか描けないものというものがあり、一次創作は腰を据えてやるスタンスだったりしますので、そういう楽しみもいいかなーと。

今回の本は、人間目線、発展途上な技術の話でもあります。
まだ気づいていないだけで、実はもっと大きな可能性が秘められている。植物にも、蒸気にも。

   ◆

【タイトルリスト】

0.[introduction] 蒸気と植物、その動力について
1.不朽の緑を抱くカフェテリア
2.白百合と眠り続けるアリス
3.心臓動力の銃士
4.記憶の中のオルゴール
5.有翼猫と銀の遊園地
6.花を狩りゆくもの
7.生態電流の花(シナプス・ロータス)
8.枯れることなく、色褪せた墓所
9.暗闇の中で彩花を拾う
10.[Afterword] 植物標本の水時計

【エアコミティア136】新刊『Archetype』『Seasonarc』

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2021.06.06(日)エアコミティア136に合わせまして、創作本を2冊頒布いたします。
1年ぶりの創作本作成、やはり楽しいですね……!

オンラインエアイベントの時期に、1冊でも本があった方が盛り上がるかな~という気持ちで合わせています。
運営さんをはじめ、多くの方が創作のよき場を維持しようとがんばっていると思いますので!
イベント直参ではないので、通販のみの対応になります。

【通販】 pixiv Booth

【Archetype】

連作3種と小説フレーバーテキストを含む、創作キャラクターイラスト本です。

仕様:A5/p26/850円
発行日:2021.06.06

【収録イラスト】
【通販 / Booth】


【Seasonarc】

”四季のイメージ・原風景。また次の年に出会いたいと願えること。”

創作四季風景イラスト本
仕様:B5/p24/800円
発行日:2021.06.06

【収録イラスト】
【通販 / Booth】

   ◆

今回の本『Seasonarc』、絵の内容自体はとてもストレートなものなので、先にコンセプトの話をします。
タイトルはSeasonとarc.
風景としてはファンタジー成分控えめ現実寄りで、去年描いた絵が多めです。

【Season】は四季として思い浮かぶ、らしさ。原風景として想起させるもの。

状況的になかなか外に出られない日々が続きまして。サブカル趣味や創作好きな人にとっては、おうちでいくらでも過ごせるぞ!……という感じではあるのですが。
せめて家の中でも電子海の窓より、色鮮やかな季節を感じさせるものを目にできたらいい。
イメージや絵にはささやかながら、目にする一瞬だけでも違う時間と場所に飛ばしてくれる力があるので。

【arc】の方はアーチ、半円、ゆるやかなステップ。

1回でその四季のすべてを満喫することってなかなかない。
ゲーム内イベントや1ヵ月間夏休み超アクティブならあるかもだけど、物理的に1回で網羅できるものでもなかなかない。
眩しい海に行ったなら、次は夜の花火が見たいと思う。あるいはまた来年も行きたいって思うかもしれないし、風景それ自体よりも一緒にいたい誰かの方が大事かもしれない。

それらは見たり経験したから、次の願いが浮かんでくるステップ。
今を楽しむのと、次を待ち望めるのと、その両方を。

巡る四季の中で、ひとつひとつを楽しみながら積み重ねて味わえたらいいね。
そして、それぞれにとっての、次に行きたい情景が見つかりますように。