CDジャケットイラスト『あなたと描く物語Ⅲ-彩り-』

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サークル『Flowlight Music』
架空ファンタジーRPGサントラ Disc3『あなたと描く物語Ⅲ-彩り-』
ジャケットイラストを担当しました。
配布イベントのM3はその日その場の出会いを求めるのも楽しい音楽祭ですよ……!

【頒布イベント】

『M3』
2019.10.27(日)  東京流通センター
第二展示場 2F ケ-41a

◆リンク

特設サイト

◆イラスト設定の話

Flowlight様にお伝えした内容の一部より。
「思い出に色づく蝶」「旅の途中で通り抜ける森」が主なキーワードでした。
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【透明な蝶とゲームの思い出】

個人的なゲームの経験になりますが、私がよくプレイしてきたゲームは一人用RPGが多かったです。
プレイしている時は一人旅。存分に物語を楽しんでいるのですが、今の時勢では望めばプレイ動画や感想など、自分以外の他者の経験を目にすることもできる。
そこに、一人でRPGをプレイしていてもどことなく他者の足跡の残像や繋がりのようなものも感じるようになってきているのですね。

透明な蝶のように、見えないけれど誰かの思い出が多く散りばめられているようにも感じている。
透明だった蝶は左側の楽器に近づくにつれて色彩を得る。

まして楽曲がゲーム用の音楽として作られるならば、楽曲はこれからどこかの物語の、誰かの思い出に数々の色を与えられることになることでしょう。
同じ曲を聞いても別の思い出が想起されるのって、とても面白くてすごいことだと思ってます。
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【通り道の森と続く旅を祈って】

世界観にもよりますが、RPGゲーム内でほぼほぼ森を通るシチュエーションが起こる印象があります。
進み具合によって冒険のはじまりに近い場所の新緑の森だったり、深い霧の迷いの森だったり、光を通さない暗黒の森だったり、最奥の精霊に会いに行ったりなどなど……。
必ずしもではないですが、総じて「森は目的地ではない場所」という位置づけで想定しています。

通り道としては見通しよく、ジャケットの左から右へ。
でも足をとめて頭上を見渡すような色彩があると旅は楽しい。
景色は移ろい、旅は続く。
そんな旅路の一幕となれば幸いですね。

小説『こもれび』

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榊原玲音著様の小説『こもれび』表紙イラストを担当しました。

あらすじ

「涼 ち ゃ ん 、 木 漏 れ 日 が き れ い だ よ 」

上 を 見 上 げ た ま ま そ う 言 っ た 和 樹 に 、 涼 子 は ど こ か 切 な い 声 で 尋 ね た 。

「 和 樹 さ ん 、 木 漏 れ 日 っ て 、 何 で す か 」

「 … … 」 ――――本文より

和樹の不注意で子供のときに全盲になってしまった涼子。
時を経て、再生細胞で作った視神経が開発され、視力の回復が期待できるようになったが、手術によって記憶を失う可能性があるという。
目が見えるようになることよりも大切な記憶・・・尊い愛、美しい思い出、愛しい人。
愛することと愛されること。
悩んだ末に涼子が選んだものは・・・。
城下町柳川、有明海を背景に一人の人を思い続ける純愛小説。
登場人物全てに相手を思いやる優しさが溢れている。

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