小説『こもれび』

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榊原玲音著様の小説『こもれび』表紙イラストを担当しました。

あらすじ

「涼 ち ゃ ん 、 木 漏 れ 日 が き れ い だ よ 」

上 を 見 上 げ た ま ま そ う 言 っ た 和 樹 に 、 涼 子 は ど こ か 切 な い 声 で 尋 ね た 。

「 和 樹 さ ん 、 木 漏 れ 日 っ て 、 何 で す か 」

「 … … 」 ――――本文より

和樹の不注意で子供のときに全盲になってしまった涼子。
時を経て、再生細胞で作った視神経が開発され、視力の回復が期待できるようになったが、手術によって記憶を失う可能性があるという。
目が見えるようになることよりも大切な記憶・・・尊い愛、美しい思い出、愛しい人。
愛することと愛されること。
悩んだ末に涼子が選んだものは・・・。
城下町柳川、有明海を背景に一人の人を思い続ける純愛小説。
登場人物全てに相手を思いやる優しさが溢れている。

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