ワンドロイラスト本『Hourglass Fantasy』制作設定

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創作ワンドロイラスト本『Hourglass Fantasy』
テーマや設定、レイアウト関連などのこぼれ話になります。

【目次】
    1. レイアウト・デザイン関連
    2. 01_Black
    3. 02_Reminiscence
    4. 03_Section

◆レイアウト・デザイン関連

【タイトル】
「時間」を表題に含めたかった。一発勝負ゆえの刹那的な要素もあったので「時計/Clock」よりも「砂時計/Hourglass」を選択。
また同様の理由でページ数は24で固定です。

【webから印刷媒体へ】
ワンドロ絵はtwitter投稿で横構図かつB5以上の印刷を考慮しないサイズで描いていたので、縦長の本に収録する上で余白が多くなるのをどう収めたものかは考えた点ですね。

元々キャプションが文字数あったので、文字を入れるスペース込みで考えた結果、初期2冊は横構図を縦構図に直す……上下に延長して縦構図になる加筆をする形になりました。
……あまりこういう方法でゴリ押して収録するパターンはない気がする。

◆1.Black

ワンドロ本1冊目、テーマは「黒」

ダークファンタジー版の絵が多かったので暗い画面が多く、黒の中で浮かび上がるように黒背景です。
また、縦構図にする上で余白分の加筆調整はしてますが、1h縛りの枠組みかつ粗さも含めてライブ感ということでガッツリ手を入れることはしていないです。ひぇぇ。
絵としてのお気に入りは……強いて言えば表紙で、物語としてのお気に入りは桜と黒い獣です。

後に出した人外×人間イラスト本『Harmonics』で黒竜と融合した姫の話は追加があります。
この本はお気に入りの絵が多いので、私の中でも好きな1冊です。

◆2.Reminiscence

ワンドロ本2冊目、テーマは「追憶」

少し古びた質感の懐かしい風景。
自分比、生活風土を感じる絵が多かった1冊です。
絵としてのお気に入りは海中クラゲ、司書の機械鳥。物語としてのお気に入りは紅葉とピアノの亡霊です。
この本に限らず、多彩な色になるように編集をしてますね。

◆3.Section

3冊目で今回の新刊。テーマは「節/ 区間」

絵を単独でいっぱいに見せるより、デザイン・レイアウト色が強くなっています。
ポートフォリオ的なレイアウトをすると、どシンプルになってしまう感性なのでキレイに見せつつもぐっと派手に見せたい……という心がけが入ってます。

【レイアウト】
3冊目でレイアウトが大幅に変わった理由は2点。
同系色の絵が複数枚あって、同じエリア内の違う場所をイメージしているのと、
(ゲーム内MAPや同エリアで別ステージの導入とかのイメージもある)
ワンドロ縛りの本なのであまり大きく見せるより枚数収録しようという方針からです。
1,2冊目の時よりも期間が空いて描き溜めた絵が多かったのもあります。

【テキスト】
自分比短めでわかりやすい内容にしつつも、スムーズに読むには文面も意味もちょっとひっかかる感じの文章にしています。
例えば、春パートは温暖さに反して死者の川のうすらら寒さも含まれていたりと、ストレートな摂理の情景ではないためです。描いてる人がややこしい感じのが好きなのも大いにあります。

【月に偽物の植物がある】
過去の遺物が残る月にまつわるとある世界観設定があり、『緑の少女のあしあと』でも同様の流れが根底にあったりします。
ですがふんわり絵本タッチに反して、その過去世界がアンデッドもりもり登場人物が死ぬ系ダークファンタジーなのは片鱗も見せてないです。見せなくていいぞ。